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家づくりノウハウ
2022.12.13

地盤改良について考える

地盤の測定の様子
地盤改良について考える
R+house八王子店のお役立ち記事「地盤改良について考える」の詳細ページです。 R+house八王子店は八王子市・町田市の注文住宅を手がけております。住まいづくりのご検討をしていましたら、お気軽にお問い合わせください。

目次

みなさま、こんにちは!住宅アドバイザリーの磯村です。今日は、地盤改良について考えてみたいと思います。
地盤調査は、建物のプランが決まったら、基礎着工前に、その土地の強度について調べ、建物が安全に支えられる地盤か、安全に建てるためにはどうすべきかなどを把握するために行う、安全な住まいを建てるためには欠かせない工程です。地盤調査の方法はさまざまありますが、一般的な木造一戸建てを建てる場合の地盤調査は、先端がスクリュー状になった棒を回転貫入させて行うスウェーデン式サウンディング試験というものが使われるのが一般的です。地盤調査の結果は、調査当日の夕方以降または翌日に速報の連絡がきます。報告書は概ね3日ほどで届きますが、地盤調査報告書は専門用語が多く、一般の方が見てもわからないことがほとんどです。改良の必要がなければよいのですが、調査の結果、改良判定となった場合に知っておりて頂きたい事があります。それは、改良の種類とデメリット。

地盤調査の結果に問題があったら?行う地盤改良の種類

地盤改良工事の種類は大きく分けて、セメントで地盤を固める「表層改良工法」、金属の鋼管杭を打込む「鋼管杭工法」、セメントの杭を埋め込む「柱状改良工法」、柱状砕石パイルを途中に形成する、「ハイスピード工法」、の4種類があり、それぞれ地番調査結果からその土地に適した工法を採用するのが良いですね。

デメリットを知り改良方法を選択しよう!

柱状改良は、一般的な工法であり、多くの地盤業者で取扱われています。最も一般的な工法であるがゆえに、デメリットも多く、それを改善する為に多くの工法が開発されてきました。

デメリット①固化不良のリスク

柱状改良工法は、現地の土とセメント系固化材を混ぜ合わせて補強体を築造する工法です。セメント系固化材には、固化し難い土が種々あり、特に酸性が強い土はセメントの固化を阻害します。火山灰質粘性土(いわゆるローム)や腐植土などは酸性が強く、多くの地域で蓄積しています。固化し難い土質に相性の悪いセメント系固化材を使用すると、固化不良を起こし、強度不足から、建物の不同沈下を引き起こす要因になります。

デメリット②六価クロムが発生するリスク

六価クロムは発ガン性物質で、壌汚染対策法で定められた特定有害物質です。柱状改良工法では、現場の土の特性と混合させるセメント系固化材の相性によって、六価クロムが(環境基準値を超えて)溶出するリスクがあります。六価クロムが溶出するような土質では、事前に土と固化材の相性を確認する六価クロム溶出試験を行い、環境基準をクリアできる固化材を選ぶ必要があります。

デメリット③セメント杭・鋼管杭は産業廃棄物

役目を果たしたセメント系柱状杭や鋼管杭は地中にそのまま残っていると地中埋設物として撤去する必要があります。そして、撤去されたセメント杭は産業廃棄物として適切に処分しなければなりません。つまり、将来立て替える時には莫大な撤去費用(一般的に作るときの3〜5倍かかるといわれています。)がかかります。
何も知らず、言われるがままに改良工事を行ってしまうと後でこのようなリスクがあると怖いですね。長くなってしまいましたので、続きは次回に致します。最後までご覧いただきありがとうございます。次回「ハイスピード工法で問題解決」
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