交通事故の4.9倍というのは、家庭内でヒートショックにより亡くなる人の数です。ヒートショックとは、家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動することで失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼすことをいいます。これは、入浴死の数字ですが、ヒートショックは浴室だけでなく、トイレや寝室でも起こりますから実際はもっと多いというのが現実です。寝室でなんて意外ですよね?!実は、布団の中がホカホカでも、空気は冷たいので冷たい空気を吸うことで内蔵を冷やし続けるということなんですね。
既存住宅95%の家が凶器!!
では、なぜ日本の住宅はこんなお家ばかりなのでしょうか?それは、残念ですが日本の性能基準が低いからです。無断熱が39%、昭和55年基準が37%、平成4年基準が19%上記の3つに関しては、ほぼ無断熱と一緒だと言われています。海外では家の性能によって生命保険料が変わります。それは、家の性能が健康及び生死に関わるということです。ヒートショックだけでなく、家が寒いことで様々な病気になることが実証されています。
暖かい家で過ごす=健康になるということ
高性能住宅を世に普及すべく最前線で活躍するエキスパート達は、住まい手の健康を第一に考えています。どのような理念や使命をもって住宅を提供している会社なのか見極めることも大事な家を任せる判断基準となるはずです。幸せな家づくりを行うために、まず何が大事かをしっかりと考えていただき後悔のない家づくりに繋げていただければ嬉しく思います。